お酒の飲み過ぎにより身体の不調を感じている方、そろそろお酒の量を減らしたり、お酒を辞めたりしなければ、、と思っていることでしょう。
そうなるとまず、禁酒と節酒、どちらにすべきかを選択しなければなりませんよね。
自分に合っているのはどっちなのか、節酒で意味があるのか、いっそのこと禁酒すべきなのか、悩むことでしょう。
いったい禁酒と節酒どちらを選択するのがいいのでしょうか。
今回はそんな禁酒と節酒の違いや、はたしてどちらを選択するのが良いかということについて書いていきたいと思います。
Contents
禁酒とは？
禁酒とは表記の通り❞酒を飲むのを禁止すること❞です。
一ヶ月とか、半年、一年など期間を決めて、お酒を控えるとかではなくいっさい飲酒しないということになります。
では、禁酒のメリット、デメリットを考えてみましょう。
禁酒のメリット
お酒をいっさい飲まないので、飲酒が原因で起こった身体の不調の改善には1番良いのではないでしょうか。
いっさいアルコールを摂取しないことにより、アルコール依存症も徐々に治ると考えられます。
最初の辛い時期さえ乗り越えれば、お酒の必要性を感じなくなるでしょう。
禁酒のデメリット
日常的にお酒を飲んでいた人、アルコール依存症の人にとっては禁酒して最初の数日間(個人差はあります)は非常に辛いでしょう。
アルコール依存症の人はアルコールの離脱症状で全身の震えやイライラ感などが現れて逆に体調が悪くなったと感じるかもしれません。
飲み会などのコミュニケーションの場に行ってもいっさいお酒が飲めないとなると周りの人にも気を遣わせてしまうでしょうし、慣れるまでは禁酒前ほど楽しめないかもしれません。
どんな人が節酒よりも禁酒にしたほうがいい？
飲酒が原因で病気になってしまい医者にお酒をやめなさい、と言われた方は間違いなく禁酒するべきでしょう。
アルコール依存症を治したい人も、完全に治すにはお酒を控えるだけでは意味がありません。
少しでもお酒を飲んでしまうと自分でお酒の量を制御出来なくなる、という方はアルコール依存症の可能性が高いのでいっそのこと禁酒したほうが良いといえるでしょう。
今後、飲酒しなくても平気な身体やメンタルを目指す人は禁酒しましょう。
節酒とは？
節酒とは、お酒の量を調節することでもともと飲んでいた量より減らしたり、休肝日を作ったりすることを指します。
禁酒と違っていっさいお酒を飲まないのではなく、自分でお酒の制限を作って飲んでいいということです。
では、節酒のメリット、デメリットを考えてみましょう。
節酒のメリット
まったくお酒が飲めないワケではないので禁酒ほどのストレスは感じないでしょう。
前よりお酒を控えることによって、飲み過ぎによる二日酔いをなくし、身体の不調を和らげることもできます。
飲み会なんかでもそれほど違和感はないでしょうし、お酒の量を減らすことによって泥酔することもなくなりお酒絡みのトラブルも避けられますね。
節酒のデメリット
そもそも自分でお酒の量をコントロールできる人でないと節酒することができません。
自分で飲む量を制御できない、アルコール依存症の人には節酒では意味がないでしょう。
現在もう飲酒によって病気になってしまっている人、肝臓に疾患がある人もお酒を減らすだけではほぼ意味がありません。
どんな人が禁酒よりも節酒にしたほうがいい？
ある程度身体が健康で自分でお酒の量を制御できる人であれば、禁酒するよりストレスを感じることのない節酒ぐらいで充分ではないでしょうか。
お酒も少量ならリラックス効果があったりストレス解消に良いとのことです。
禁酒と節酒、どちらがいいの？
禁酒と節酒、どちらにするかは現在の身体の状態、自分でお酒を飲む量をコントロールできるかできないか、で決めたほうがいいでしょう。
- ある程度健康で自分でお酒を制御できる人→節酒
- 病気中、アルコール依存症で自分でお酒が制御できない人→禁酒
一度節酒しても、最終的に飲酒量が戻ってしまうという方はおもいきって禁酒したほうがいいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
禁酒したほうがいい人、節酒したほうがいい人、と分けてみましたが、結局はあなたが今後どうなりたいかで決めれば良いことだと思います。
お酒を飲みながら生きていきたいという人は節酒することによって健康にお酒を飲んでいられる間が増えるでしょう。
飲酒しなくても平気な身体やメンタルになりたいという人は思いきって禁酒することにより、最初は辛いでしょうが、後々、健康的でお酒に縛られない新しい生活が待っていることでしょう。
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