EAAという名前を聞いたことがありますか?
特にフィットネス分野において、その名前を聞くことが増えてきました。
フィットネスというと、ダイエットしたり、筋肉をつけるためのもの、という認識があるかもしれません。
しかしEAAの栄養の高さは、肝臓の代謝において二日酔い対策としても注目すべき点があり、実際に効果を実感している人も多いです。
今回はそんなEAAと二日酔いの関係についてご説明していきますね。
Contents
二日酔いに効果があるとされるEAAとは?
まずはじめに、EAAとは何なのでしょうか?
EAAとは必須アミノ酸のことです。
Essential Amino Acidsの頭文字からそう呼ばれています。
具体的には、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、リジン、トリプトファン、トレオニン、ヒスチジンの9種類のアミノ酸のことです。
人間に有益なアミノ酸のうち、これら9種類は体内で作りだすことができないため、食事やサプリメントから補給する必要があります。
EAAとBCAAとの違い
EAAがよく比較されるものにBCAAがあります。
BCAAとは分岐鎖アミノ酸のことで、必須アミノ酸のうちの三種類、ロイシン、イソロイシン、バリンの総称で、Branched Chain Amino Acidの頭文字からそう呼ばれている。
つまりEAAは、BCAAを含む9種類の必須アミノ酸の集合体です。
BCAAはEAAに含まれる9種類のアミノ酸のうちの、3種類ということ。
EAAと二日酔いの関係
筋力トレーニングや美容、栄養の世界では有名な必須アミノ酸ですが、二日酔い予防との関連として、どのようなつながりがあるのでしょうか?
アミノ酸と二日酔いの関係についてはこちらの記事で詳しく説明しておりますので、ご覧ください。
まず、必須アミノ酸9種類のうち3種類であるBCAA自体にも肝臓の力を高めたり、疲労回復効果があるといわれている。
そのためBCAAを含むEAAでは、BCAAと同様の効果が見込めます。
EAAにおいては、さらにメチオニン、リジン、トリプトファン、トレオニンなどが肝機能の向上に関わってくるため、二日酔いの予防に役立つことも。
効果的に摂取することで、アルコールの分解を早め、翌日に残らないよう肝臓の力を発揮できるでしょう。
EAAを摂取する方法
それでは実際にEAAを摂取する方法を見ていきましょう。
主に次の二通りの方法で摂取できます。
EAAを摂取する方法1:食事から摂取する
食事から良質なたんぱく質を摂取することで、体内でアミノ酸へ分解、吸収できます。
良質なたんぱく質というのは、たんぱく質の中でも必須アミノ酸のバランスが良く含まれているもののことです。
食品中に含まれる必須アミノ酸のバランスを知る上では、アミノ酸スコアという指標があります。
このアミノ酸スコアが100に近づくほど良質でバランスの良い必須アミノ酸を摂取できる。
具体的には牛肉、鶏肉、豚肉、卵、鮭、大豆、牛乳などがあります。
EAAを摂取する方法2:サプリメントから摂取する
もう一つは、サプリメントから摂取する方法です。
EAAとして配合されたサプリメントを摂取することで直接摂取が可能。
また、プロテインを摂取することで体内で必須アミノ酸として分解・吸収する方法もあります。
EAA摂取方法ごとのメリットとデメリット
上記の摂取方法は、どちらもメリットとデメリットがあります。
まず食事から摂取する場合、体にとって自然な方法で摂取できるというメリットが。
EAAをサプリメントから直接摂取する場合は、過剰な摂取や急速な摂取に注意が必要です。
肝臓への負荷が高まったり、腸内の作用で下痢などが起きる場合があります。
安全性が低いわけではなく、一度に摂取する量さえ気を付ければ負担を和らげることができますが、その点食事の場合は自然に摂取できるでしょう。
逆に、体調が優れない時や、あまり食べられない時はサプリメントから補うことが有効な場合もあります。
安定した量を、手軽に摂取できるのはサプリメントならではのメリットです。
二日酔い対策においては吸収速度とタイミングも大切になってきますので、サプリメントから速やかに摂取することは有効な場面も多いでしょう。
EAA摂取のデメリット
その他には、サプリメントは比較的高額であったり、現在のところまだバリエーションが少なく、気軽に買えないということもあります。
味においてもばらつきが多く、特にノンフレーバータイプのサプリメントは独特な香りと苦味が。
人によってはそのままではとても飲めないという人もいますので、ジュースなどで割って飲む工夫が必要なものもありそうです。
ただ、筆者自身の考えとしては、よく言われているほど苦くないと感じております(決しておいしいとは思いませんが)。
もしかすると、普段からお酒を飲みなれている人からすればEAAの苦味はそれほど珍しいものではないのかもしれません。
二日酔い防止のためのEAAを飲むタイミング
二日酔いを防ぐ目的であれば、摂取のタイミングや速度をコントロールしやすい、サプリメントが有効です。
飲むタイミングとしては、お酒を飲む前に摂取することが望ましいでしょう。
空腹に近い状態であれば、粉末状のサプリメントを水で溶かして飲むなどすれば15分〜30分程度で吸収されると言われています。
お酒を飲み始めると肝臓がアルコールの分解に忙しくなってしまうことからも、飲み始める時間から逆算して、事前に肝臓の力を高めておくことが有効といえるでしょう。
おすすめのEAAサプリメント
初心者トレーニーの諸君。EAAのタブレットええぞ。お手軽やぞ。#eaa #マイプロテイン pic.twitter.com/YEUauP8bq0
— がんちゃん (@MeteobluePrs) December 3, 2019
イギリスのマイプロテインというメーカーのEAAです。
このメーカーの良いところは、なんと言ってもコストパフォーマンスが高いところ。
タブレットタイプであれば、手軽に持ち運んで飲み会の直前でも飲むことができますね。
まとめ
以上、EAAと二日酔いの関係についてでした。
フィットネスと二日酔い予防は全然関係ないように見えますが、栄養について考え始めると共通点がたくさん出てきます。
決して安くはないですが、その分人間にとってたくさんの価値があるEAA。
健康やスポーツのほか、美容にもとても有益。
ぜひ二日酔い予防のためだけでなく、それをきっかけに多方面で活用していただければなと思います。
- 禁酒が辛い…
- どうしてもお酒が飲みたい…
- でも二日酔いはしたくない…
- 二日酔いの罪悪感を二度と味わいたくない…
この悩み、私がかつて持っていたものでした。
明日は朝から爽やかに活動したいけど、どうしてもお酒が飲みたい。。
そんな時、ある方法に出会ったんです。
お酒を飲んでも酔わなくなり、顔も赤くなくなり、二日酔いにもならない方法。
これを見た、あなたにだけ特別に教えます。
↓禁酒を我慢せずにお酒と付き合う方法↓
- ウコンが効かない…
- ヘパリーゼも効かない…
- しじみの味噌汁だって効かない…
そんなあなたに、私が実際に効果があった方法をお教えします。
↓禁酒を我慢せずにお酒と付き合う方法↓