朝起きると頭はガンガン、喉はカラカラ。
ベッドから足をおろすと、地球が回っている。
昨日と今日がつながり、リセットできない朝。
そう「二日酔い」です。
お酒を飲む前に二日酔いを予防しているつもりでも、なんとなく、でやっていませんか?
飲む前から計画的に予防していき、お酒とうまく付き合っていきたいですね。
二日酔いについて知り、予防のコツをつかんでおきましょう!
この記事を読めば翌朝の状態が変わってきますよ!
Contents
二日酔いとは?その症状など
まずは敵を知るということで、二日酔いに関してまとめておきましょう。
二日酔いとは?
そもそも二日酔いとは何か?
一般的には飲んだ日の翌日に身体に不快な症状が出る現象が二日酔いと呼ばれています。
通常でしたら、お酒を飲んでも一定時間たつと、酔った状態はさめてきます。
一定の範囲内であれば、夜飲んだとしても、次の日には酔いはさめています。
しかし一般的にいう二日酔いとは、飲んだ日の翌日も酔いがさめておらず、以下のような症状が出ることから、名前通り二日酔いと呼ばれています。
二日酔いの症状
具体的には次のような症状が出ます。
- 頭痛
- 胃痛、胃もたれ、胸やけ
- 嘔吐感
- 喉の渇き、食欲不振
- 脱力感
- 腹痛、下痢
- 発汗
- 動悸
- 顔色が悪くなる
- ふらつき
- ろれつが回らない
など
すべてが同時に出るとは限らず、個人差があったり、同じ人でも飲み方や体調によって違いはありますが、このような多岐にわたる不快な症状が出ます。
どうして二日酔いになるの?その原因
酔うって、どういうこと?なんで、酔うの?
お酒に含まれるアルコールは、人体にとってどういう存在なのでしょうか?
そもそも、お酒を飲むとなぜ酔うのか?
お酒を飲んだ時、体の中では様々なことが起きています。
まず、酔うということですが、体内に入ったアルコールは血中に溶け込み、脳にも運ばれます。
それにより、脳が麻痺した状態になります。
これが「酔っている」状態です。
お酒に対する肝臓の働き
体は当然ストレスを感じるでしょう。
早くなんとかしようと働いてくれているのです。
ここで重要となる部分が肝臓。
体に入ったアルコールは胃と小腸で吸収された後、主に肝臓内で酸化・代謝などの処理を通され、少しずつ別のものに変えられていきます。
その過程でアルコールが最初に変わっていくのが、アセトアルデヒドという物質。
そして、このアセトアルデヒドこそが人体にとって有害なものであり、二日酔いの不快な症状を引き起こす主な原因と言われています。
有害物質であるアセトアルデヒドを分解するために
アセトアルデヒドは人体にとって有毒な物質であるため、こちらもやがては肝臓で分解されます。
アセトアルデヒドから酢酸へ。
その後は全身を巡りながら、筋肉や心臓などによって二酸化炭素と水になり、汗や尿、呼気として体外へ放出されていきます。
形を変え、場所を変えながら体の調子を整えていくわけです。
そしてこの時、体内中に存在する多くの栄養と水が使われます。
二日酔いの原因と考えられるもの
二日酔いの原因となるポイントは、この体の中の解毒システムです。
この解毒作用さえ正常に行われれば、通常の範囲での飲酒時のように酔いがさめ、翌日不快な症状に悩まされることはありません。
摂取したアルコールに対し、体調、栄養、休養など解毒に必要な要素のバランスが崩れ、最後まで処理されないまま、負担を残して次の日を迎えてしまうことで二日酔いになると言われています。
アルコールの吸収について
先ほど少し触れましたが、体内に入ったアルコールはまず胃と小腸で吸収されます。
アルコールの入り口となるわけです。
予防するには入り口からということで、胃と小腸のアルコール吸収の特徴について知っておきましょう。
胃からの吸収
- 最初に通る、通過点である
- 摂取したアルコールのうち、20%ほどを吸収する。
- 小腸からの吸収速度に比べ、吸収が遅い。
小腸からの吸収
- 胃を通過してきたものがやってくる
- 摂取したアルコールのうち、80%ほどを吸収する。
- 胃に比べ吸収が早い
この違いから見えてくるのは、例えば空腹時の飲酒が酔いやすいと言われる理由です。
胃の中が空腹であった場合、アルコールは胃をすぐに通過して小腸にたどり着き、吸収速度が早い小腸で、あっという間に吸収されてしまうことは想像に難くありません。
さらにアルコールは胃の粘膜を傷つけやすい性質をもつため、直接粘膜に触れることで胃が荒れやすく、胸焼けや胃痛の原因となりかねません。
血液中のアルコール濃度が急激に上がることで調整のバランスが崩れ、分解もスムーズにいかなくなるのではないでしょうか。
二日酔いを予防するということはどういうことか
ここまでをまとめると、二日酔いを防ぐとは次のようなことを目指すということです。
- アルコールの分解を正常に終わらせる。
- 解毒作用に関わる要素(体調、栄養、休養)を守る。
- 吸収と分解のバランスを崩さない。
ここから先は、具体的なタイミングごとに、どのような方法で予防していけるかを書いていきます。
お酒を飲む前に二日酔い予防としてできること
まず、二日酔いを予防するために、お酒を飲む前にできることです!
胃のコンディションを整えておく
飲む前の段階では、その後入ってくるアルコールの吸収速度を穏やかにするような対策をすれば良いでしょう。
例えば胃のコンディションを整えることです。
絶対に空腹を避けましょう。
胃の中にある程度の食物があることで、アルコールが体の中を通過する速度が遅れ、吸収速度を穏やかにする効果が見込めます。
水分や栄養を補給しておく
アルコールの分解が始まると水分が不足しがちになります。
できるだけ、事前に水分を補給しておきましょう。
飲み始め・食べ始めのタイミングに合わせて、あらかじめ肝臓の機能を強化するような栄養剤やサプリメントを摂取しておくのも効果的だと思います。
お酒を飲んでいる最中に二日酔い予防としてできること
それでは次に、飲んでいる最中に二日酔い予防としてできることを考えていきましょう。
飲み方、食べ方を工夫する
まずはお酒の急激な摂取で、血中アルコール濃度を急に上げないことです。
お酒単体ではなく食事と共にゆっくりと、少しずつ摂取・分解しながら飲むことが望ましいでしょう。
早い段階で深い酔いに入ってしまうと、そのままズルズルと無駄に飲み続ける飲み方になってしまうような、悪循環も生まれます。
こまめに水分を補給する
引き続き水分の摂取も大切です。
この段階での水は胃腸のアルコール濃度調節に役立ちます。
肝臓による分解のため、体内の水分が使われたり、アルコールの利尿作用によって不足しがちになってきます。
その一方でお酒という飲み物が手元にあり、どうしても水を飲む回数も減りがちです。
できるだけこまめに水分補給すると良いでしょう。
ちゃんぽんをしない
できるだけお酒の「ちゃんぽん」をしないことが望ましいでしょう。
摂取したアルコールの量が把握しにくくなるという意味もありますが、なるべく水とアルコール以外の物質・成分(コンジナー)を摂取しない方が肝臓による分解がスムーズに進むという見方もあります。
コンジナーとは醸造の過程で生じる酵母残留物や有機酸、タンニンなどのことです。
醸造酒より蒸留酒の方が、色の濃いお酒よりも色の薄いお酒の方が、含まれる量は少ないといわれますが、複数の種類にまたがって飲むことで摂取量が増えていきます。
可能であれば飲むお酒の種類をできるだけシンプルにまとめた方が、二日酔いの予防としては良いでしょう。
お酒を飲んだ後に二日酔い予防としてできること
最後に、飲んだ後にできる二日酔い予防方法をみていきましょう!
飲んですぐに寝ない
まずは、すぐに寝ないということです。
睡眠中もアルコールの分解は行われますが、起きている時に比べ効率が劣ります。
お酒を飲み終わってから寝るまでの間、できるだけ安静な時間を取り、肝臓の分解に付き合うことで予防の効果は上がります。
必要に応じて栄養補給
また、栄養や糖分など、必要に応じて栄養補給をしましょう。
この段階になると肝臓による分解により、様々な栄養や水分が消費されています。
補給しないままでいると肝臓のパフォーマンスが落ちたり、翌日の体調不良の原因となる可能性もあります。
水分と、ビタミン、ミネラルなどの栄養を補給することで予防に役立ちます。
また糖分も不足しがちになりますので、フルーツなどで栄養と共に補給しても良いでしょう。
コンビニ・薬局で買える二日酔い対策のサプリメントや栄養剤など
薬局やコンビニなどで、二日酔い対策として有効なものが販売されています。
ただし、これらを飲めば安心、というわけではありません。
基本的にはこれまで書いてきたようなことを心がけることで体本来の機能を使いながら、体調やシチュエーションに合わせて補助的に組み合わていくことで、さらなる予防に役立つでしょう。
栄養剤
ヘパリーゼなど、肝臓エキスを配合した栄養剤を摂取することで肝臓の機能が高まります。
ドリンクタイプのものは吸収が早いので、お酒を飲み始める前にさっと飲んでおけば、その後飲んだアルコールの分解を助けることができます。
街のみんなそんなにヘパリーゼ好きなのかー pic.twitter.com/w2T27IH2Ca
— まいかふぇ 4̸ (@ta_ra_ko2) October 24, 2019
ヘパリーゼをコンビニで買い忘れた!という時のために、錠剤を常に鞄に持ち歩くのがオススメです。
小包装の錠剤でオススメなのが、ヘパリーゼZ。
ヘパリーゼZは、通販でしか売っていないヘパリーゼ。
私も二日酔い防止のために、常に鞄に持ち歩いて愛用しています。
飲み忘れがなく、本当にありがたい存在。。
小包装の錠剤だから、常にカバンに携帯することができますからね。
しかも、ドリンク剤よりも安く買うことができます。
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サプリメント
ビタミンB群やビタミンCといったサプリメントの摂取がアルコールの分解に役立ちます。
ビタミンCはアルコールの分解を助けます。ビタミンB群に含まれるナイアシンはアセトアルデヒドを分解する力を高めます。
これらもお酒を飲む前に摂取することで、肝臓の解毒パフォーマンスを高めることができるでしょう。
BCAA(必須アミノ酸)
BCAAとはBranched Chain Amino Acidのことで、必須アミノ酸である バリン、ロイシン、イソロイシン3種の総称です。
BCAAを摂取することで肝臓の解毒作用を高める働きをします。
昨日飲んだ後寝る前にアミノバイタル飲んで寝たら全然二日酔いにならなかった!
今度もっと泥酔した時に試してみよう。 pic.twitter.com/lDrfhp7sCX— カナブン🐝 (@kanabun1203) October 30, 2019
お酒を飲む前に摂取して肝臓のコンディションを整えておくということもできますが、もともと運動のパフォーマンスを高めるため摂取している方が多いアミノ酸でもあり、疲労回復にも効果があります。
飲みすぎた後は体にも負担がかかっている状態になっているため、そのような時に飲むことで体の負担軽減も見込めます。
ラムネ菓子
飲酒時は体がアルコールの分解を優先的に行うことで、体内の糖分が不足してきます。
特に飲酒量が多かったり、長時間飲み続けたりすると、低血糖になってしまう可能性もあります。
これ読んで森永ラムネ食べながらお酒飲んだら本当に酔いが薄かったから人体スゲーと思った/ラムネ菓子があなたの大脳をブーストし、あなたを二日酔いから立ち直らせ、最悪だったあなたの酒癖を改善する http://t.co/WozTg2Wj93 pic.twitter.com/WRjWSMvD9m
— 鈴目 (@rekill) August 6, 2014
ラムネ菓子は体内にブドウ糖を手軽に、早急に補給できるという良さがあります。
飲みすぎた、長引きそう、と思った時に適量摂取すれば、体のコンディションの助けになるでしょう。
スポーツドリンク
飲酒によって不足しがちな水分と糖分を補給できる点で、スポーツドリンクも有用です。
失われた水分と糖分のバランスを素早く取り戻しましょう!
まとめ
以上、二日酔いを予防するための方法についてご紹介してきました。
飲む前からできることはもちろん、飲んでいる時から飲んだ後。
それぞれの段階・タイミングごとに、適した予防方法があることがわかっていただけましたか?
できるだけ自然な形でシンプルに、体本来が持つ力を生かせるような習慣として意識していくことで、お酒を上手に楽しんでいきましょう!
二日酔い防止最強の方法は、禁酒することです!笑
禁酒に関しても記事を載せているので、ご覧くださいね。
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